ちょっと眠いです。くそー
「この中に殺人鬼がいるかも知れないんだぞ!そんな所にいられるか、俺は部屋に戻る!」
「でも、水木さん!」「かえって危険ですよ!」「ざわ…ざわ…」
「うるさい!少しでも部屋に近付く奴がいれば犯人だと見なす、容赦はしない!いいな!」
それが水木の姿を――いや、正確には「生きている」水木の姿を見た最後だった。
「ぁあー……眠くて死ぬ……」
「…。水木、水木!」
「……あ?どうかしたんスか、三木さん」
「おお、奈良君か。それがね、水木がまだ起きてこないんだよ」
「水木さんが?…夕べ大分エキサイトしてたし、疲れてんじゃ」
「それはどうかな。彼は完璧主義というか…少し神経質な所があって、どんな時でもけして自分の生活スタイルを崩すことはないんだ。こんな気の張っている時なら尚更だよ」
「そうなんスか…」
「…もしかして水木さん…『地獄の按摩師』に……」
「…!…」
「開けろ!水木、私だ!ここを開けてくれ!」「ざわ…ざわ…」
「くそっ!ちょっと退いてろ!」「キバいたのか!」「通牙ァ!!」バリーン!
「!――、」
そこには変わり果てた水木さんの姿があったりなかったりあっても首だけなかったり。
その後も雪に閉ざされた雪山のロッジ内では次々と学校の七不思議に見立てた殺人が起こり、
出発時668人いた今回の財宝発掘ツアーの参加者は最終的には6人になってしまっていた。
減っていく参加者、そして同時に減っていく容疑者。
偶々居合わせた高校生探偵の奈良少年。
誰だ…誰が「地獄の按摩師」だというんだ…犯人はこの中にいる筈なんだ…!
そろそろめんどくさくなり始めていた奈良少年だったが、とうとう犯人の魔の手が幼馴染みの巨乳ことキバに及ぶ!
「キバ!キバ!!」
血相を変えてキバを抱き起こす奈良少年。が、意識のない同世代の少年の体は存外重かった。離した。
キバの命に別条はなかった。ただ、側頭部の他、後頭部にも強かに何かに打ちつけた跡があり痛々しかった。
奈良少年は眠るキバの傍にずっと付いていた。
「シカマル…?」
「!キバ……」
「何…情けねー面してんだよ…」
「……」
「誕生日おめでと、シカ。なんか今日はお前が罪着せられて一緒に過ごせなくなるような気がすっから、言っとくわ」
「そうか」
「なあ、絶対犯人見つけてくれよな。お前なら出来るってオレ信じてるから」
「……ああ。ジッチャンなんか顔知らねえしそもそも探偵でも何でもねえけど、ちょっと頑張るわオレ」
「そうこねえと、オレの幼馴染みじゃねえよ!」
みたいな感じで、結局2分後に思い付いた犯人は魚人みたいな顔をしたラベンダー荘という所からやってきていたプロのデザイナーでありマジシャンだった。よかった。
「犯人はアンタだよな、三木ヤスさん」
「あいつらが悪いんだ!くそ、こうなってしまっては…えい!グサァ!」「ヤス!」「ざわ…ざわ…」
「頼む…奈良君…私の腎臓をどうか…娘に……」
「…ヤス……」
解決した。よかった。
今日はこれだと間に合わんなと思って電車一本ずらしたら、それも逃がした。1時間に2本が基本なのに。
遅刻して通学時間より少ない時間しか授業出られなかった。犯人はヤス。
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しめしーめ!「地獄堂」で来てくれた人がいますね!面白いよ!読もうよ!
もう漫画から入ったらいいじゃない!
それにしてもミクシの地獄堂コミュ盛り上がらなさ過ぎ泣いた
ま、私もグッドアフタのことすっかり忘れてて姉に読んだかって言われて思い出した糞ファンですニコ!
そういや、なんでミクシコミュは地獄堂と妖怪アパートばっかり人数増えて、作者である香月日輪コミュが過疎なんだろう。
こういうのは結構あることなの?皆作品は好きだけど作家さんには興味ないのかな。ちょっと寂しいな。
……私岸本斉史コミュ入ってたっけ……
いいや、裕介とゾロ誕生日おめでとう!
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アニメ魍魎5話一応またネタバレ注意
和寅 アニメ でググったのは私だけでいい。以下意味無いけど白字。
皆一様に動揺したりツッコんだり白けたり萌えたりしているようですね。ですよねーとしか言えない。
小shって言ってる人が私以外にもいて安心しました。私のは冗談ですよ。
榎さんが好きなのは少年ではありません。赤ちゃんです。
藍童子以外にショタっ子はいなかった気がしていましたが、思わぬ真打登場ですね!
(名探偵に)拍手を送る
カラオケ入済みと入予定曲 全部じゃないよ
カラオケ入済みと入予定曲 全部じゃないよ