あー…その辺でキバがバイトしてたらいいのに……
そこに偶にふらっとシカがやってきたら言うことないのに……
二人は面識なくて必要な言葉しか交わしたことないんだけどシカがそれなりの頻度で来るから一応その存在は認識してて、
あとほぼ毎日来る何とかっていう男がいて、
あの人あのお客サン(シカ)のことよく見てんなーってキバはぼんやり思ったりしてて、
そしたらある日とうとうシカがハァハァ言ってるそのオッサンに絡まれてて、
シカマルは明らかに迷惑そうっていうか揉まれたりされ始めて(尻をだよ)怯んでて、
堪り兼ねたキバがオッサンにお触りパブにでも行きやがれハゲ!って喧嘩売って追い出しちゃって、
二人が知り合ったなら最高なのに……
盛り上がって追記しちゃったよ
やっぱりきばしかがだいすきなんだなーオイラ王道スキーだもんなー
「隣り、いいかな」
「え、あ、どぞ」
「ありがとう(にこっ」
(あ、ほんとに隣り座んだ…普通一個空けたりしね?
つーかなんでこんなガラ空きなのに俺んとこ……)
「君シカマル君っていうんだよね?かわいい名前だよね」
「い、いや…(話しかけて来るし!いやなんで知ってんの!?)」
「それ、課題?そうか君の学校ってそろそろ試験期間か」
「(学校も知ってんのか…!?)あの、…」
「警戒しなくていいんだよ。僕は君の敵じゃないから」
(怖えーよ!敵じゃなくても不審過ぎるだろ!いっそ何なのか判んねーから余計怖えーよ!)
「…ねえ、シカマルってほんといいにおいするよね。前から思ってた」
「!?(いきなり呼び捨てか!いやこいつ今何つった!!)」
「ああシカマルいいよシカマル…堪んないよハァハァ」
「ちょ、(ハァハァ言い出した!)」
「若い子特有の身体の線…薄い胸…ここなんか芸術の域じゃないかハァハァ」
「くぁwせdrftgyふじこlp;@!?何処触っ…!」
「恥ずかしがらないで…生まれた時からお前は僕とひとつになる運命なんだから…」
「ひとつ!?さっきからアンタ何」
「本当に恥ずかしがりやさんだなお前は…ほら、大人しくしないとこんなことしちゃうよ」
「ヒエー!!!」
「あれ、シカマル泣いちゃうのかい?気持ちは解るけど、いくら何でも喜び過ぎじゃないか。生憎今日はハンケチーフを忘れてきてしまってね。どれ、舐めt」
「その辺にしとけよ」
「「!?」」
「お客サマ、当店はフーゾクではゴザイマセン」
「…店員風情が、」
「誠に申し訳ゴザイマセンが、そんなにセクハラしたきゃてめえの好きなお触りパブにでもノーパンしゃぶしゃぶにでも行きやがって下さいマセ」
「……僕に何て口を……!馬鹿なのは知ってけどここまでとはね」
「お代は結構でゴザイマス。だからつべこべ言わずに出てけってんだよ糞ったれホモ野郎!!」
「……覚えておくといいよ。シカマル、また近い内にね」
ザッ
ざわ…ざわ…
「ち、胸糞悪ィ」
「……」
「あ?そうだ、アンタ大丈夫か?」
「別に何もされてねーし。…男だし」
「そりゃそれでヤだけどな」
「…あの」
「ん」
「えーと、…助かった」
「おー。帰り気ィ付けろよ」
すうじつご
(水置かれる音)
「!」
「来てくれたんだな」
「まぁ…この辺、他にこーゆー場所ってあんまねえし」
「そっか。無理かも知れねーけどゆっくりしてって」
「どーも」
(キバ立ち去る かと思いきや振り返る)
「……あのさ!」
「はい!(ビクゥ」
「アンタ今日何時までいる?いつもと同じくらい?」
「え、…ああまぁ…7時くらい、かな」
「よし!俺今日上がり7時!」
「は?」
「そこまで一緒に行こうぜ」
「なんで」
「や…ちょっと。じゃ、決まりな!」
「おい!」
だいたいにじかんご
「あいつ前から、なんかヘンだったんだよ」
「あー…そういやちょくちょく目があったりはしてたな…」
「いっつも来てくれてんのにヤな思いさせたなあ」
「いや、そりゃ店のせーじゃねえし」
「…あいつまた来るだろうから――いや、普通ならもう来らんねーんだろうけど…あいつ普通じゃねえからなぁ」
「……アンタさ、」
「ん?」
「なんで今日俺誘ったん」
「……ヘンなにおいがな。お前の周り」
「アンタまでにおいとか言うのかよ!」
「違げーよ!…なんかこう、…嫌な予感がする。マズいって気が」
「何それ」
「だからまー気になっただけ」
「…つまり心配、したワケ」
「…つまりそーゆー、ことデス」
「…女じゃねえよ、俺ぁ…」
「見りゃ解る」
「守られねーでも」
「ビビってただろ!」
「っせーよ!」
みたいなかんじでダチになればいいなあわーいわーい
キバは忍じゃなくても犬だから嗅覚的なものがすごいんだよきっと
カラオケ入済みと入予定曲 全部じゃないよ
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